前夜の事件、そして大連から北京へ
12月22日
大連賓館から大連飯店にホテルを移動した。
前日の夜移動して、一人でチェックインする時500元のデボジットを要求されて素直に払ったのはよかったが、
預り証をもらっていなかった。
夕方チェックアウトした時に、払った払ってないの押し問答で、預り証がないからと受け入れてもらえず、憤慨してしまった。
そこに原さんが来て、話をしたが、夜勤の者がいないので分からないとの事で、結局宿泊代512元プラス昨日払った500元合わせて1012元高い宿泊費になった。
飛行場までどうやっていったか記憶にないほど、頭にきていたと思う。
これから中国を旅するのに、いい勉強になった。
そうここは、日本じゃない甘えるな、油断は禁物、常に冷静に、そう自分に言い聞かせた。
飛行機に乗って、北京に着いた。
三年前に泊まった遠東飯店を目指し前門から歩いて記憶を辿りながらホテルに夜の11時半到着。
昔とあまり変わっていなかったが、ドミトリーが無くなっっていた。ホントに無くなったかは分からないが
フロントでいつものメイヨーと言われ、ガックリしていると、日本人の学生が話掛けてきて、一緒に泊まりませんか、ワリカンでと提案され即答で勿論と返答した。
夜も遅いので挨拶もそこいらで寝てしまった。
朝起きると学生はハルピンに行くと言って朝早くに出て行った。
名前も記憶に無く、ほんの一瞬の出会いだった。
ホテルを出て、安宿探しを始めた。
三年前苦労した事を思い出したが、今回はガイドブックがあるので、ホテル探しも楽だと高を括っていた。
ところがどっこい、北京は開発ブームの真っ最中。
ほとんどが工事中や改装中で、本に載っている安いホテルは全滅。
最後は少し遠いいがタクシーに乗って行ってみると、改装中、力が抜けた。
ホテル前で途方に暮れていると、同じようにホテルを探している日本人学生が声を掛けて来て、一緒に探すことに。
市内中心部に向けて、10分ほど歩くと本に載っていないホテルを発見。
なんと部屋が空いていると、ツインルーム160元、微妙な値段だったが泊まることに。
夕食を学生達と一緒に食べて、旅の情報交換をした。
とにかく北京は寒いので、温かい南に下る進路をとることにした。
学生達は香港を目指し、私は桂林に行ってみたいのでその方向で。
明日朝一で、一緒に切符を買いに行くと約束して就寝。
北京は通過点になってしまった。前回10日ほど居たし、
本当に北京は寒い、寒い所は苦手と気づいた。