once upon a time

昔の思い出を、振り返って

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旅は道連れ世は情け

1月22日

昨日チャイナタウン台北旅社に泊まった

泊まった部屋が悪かったのか、

値段をケチったからかなのか

夜ホットシャワーを浴びてベッドに行くと

ベッドの上にタオルケットが置いてあった。

タオルケットをめくると、蟻、アリ......アリです。

バンコクの安宿では有り有りの事ですが

 

流石に参った、フロントに行って部屋を変えてほしいと言うと

メイヨー、そう代わりの部屋は無いと一言。

仕方なくソファーで寝た。

 

財布を見ると、そろそろ帰国と言う文字が浮かんでくる。

バンコクでは出会いと別れがジェットコースターの様に目まぐるしく変わった日々を過ごし、

昨日の吉野家でノスタルジックな気分が増した。

もうバンコクで見たいところもないし、

ホテルにいてもしょうがないから

ヤワラロードにでも行ってご飯でも食べるか

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ポケットに手を入れると、札が無い小銭だけ

う~ん少しだけ両替するか5千円もあれば足りるだろう

ヤワラロードに向かう途中銀行によると、日本人の男の子がウロウロして

落ち着かない様子が少し笑えたので声を掛けた。

名前はケンと言った

ケンは初めての海外旅行で昨日バンコクに着いた。

24歳マジそうな男だ、TCトラベラーズチェックを換金しようとして

迷っている所に私が声を掛けた。

両替が済み、二人で食事をしながら色々話をした。

旅は道連れ世は情け

今日一日一緒に行動しようと言う事になり、まずは何をしたいか

私は、バンコクを離れるためリコンファームしたいので

カオサンのMPツアーに行きたいと話、

彼はタイボクシングを見たいと言った。

さっそく移動しよう、ボクシングは夕方からだから先にカオサンのMPツアーに行こう。

MPツアーは日本人がやっていると、

黄色い本に書いてあった。

行ってみると確かに日本人で、日本語で話ができ

明日のリコンファームをお願いした

すると、飛行機会社が休みだから、出来なかったと言われ手数料だけ取られた。

なんか納得出来ないが、自分に出来ないことを人に頼めばお金が係るのは仕方がない事だけど目的を果たさず手数料はいかがなものか。

おまけに直接航空会社の事務所に行けまでと言われ、憤懣遣る方無い。

ケンが横にいて、お店を出ましょうと言われ、そうだなと気持ちを落ち着かせる為にも外に出た。

 

ケンが「時間はあるから航空会社まで行きましょう」

と笑顔で語りかけた来た。

どっちが年上だかわからない……

カオサンから船でホアランポーンまで行きバスでどこだか忘れた

 

フィリピンエアーラインの事務所まで行くと、ケンが流暢な英語で明日の飛行機の時間やリコンファームなどをやってくれた。

「明日9時30分の飛行機でマニラ経由香港です」

「ケン英語上手いじゃないか」

「すいません、言いそびれて」

「そしたら話は早いよ、取り敢えずありがとう」

「よし次はタイボクシングを観に行こう」

 

ルンピニー公園の近くにルンピニースタジアムがあったと思う。

ボクシングを見ていると、観客が悪そうな人相の男にお金を払っている。

どうやら賭けが行われているようだ。

さすがにケンもタイ語はわからないので、

賭けは出来なかったけど楽しい観戦だった。

 

ボクシングを観て少し小腹が空いたので、

屋台飯を食べた。

もう空は暗くなっていた。

「ケン酒は飲めるか」

「少しなら」

バンコクにパッポン通りと言う所があるから、連れて行ってあげるよ」

「はい」

「あれだぞ、調子に乗ってはダメだぞ、一杯だけだからな」

「はい」

本当は自分に言い聞かせていた

パッポン通りに着くと、綺麗な女性に呼び込まれ飲み屋に

目の前で女性が水着で踊っている

ケンは興奮して、「世の中にこんなお店があるんだ」と叫んでいた。

二人で250バーツ

本当に一杯だけ飲んで店を出た。

ケンはゴーゴーバーが初めての経験だったらしく、

「いい勉強になりました」と言って笑顔で別れた。

ケン嵌まったなと思った、多分行くなよと言っても行くだろう。

 

彼はこれから一か月旅をするらしい。

いい旅になると良いな

明日は香港。

 

 

 

 

 

 

 

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