fifty love
1月16日 火曜日
ジリリリリン、ジリリリリン~
遠くで電話鳴っている
2秒、3秒!!
俺は飛び起きて、電話の鳴る方へ
階段を3段飛びで降りていく
受話器に手が届くと、音は鳴りやんだ
もしもし、もしもし
電話は切れていた、昨日ビールを2本も飲んだ事を後悔した。
たぶん、彼女からの電話だ!そうあってほしい
もう一度電話が鳴ってくれ!頼む、心で祈る
電話が鳴りやんでから、どのくらい時間が過ぎたのか
もう音は聞けなかった
山田順子との糸が切れた時だった。
5月3日 木曜日
朝5時
タララララン タラララランタララララタララララタララララン
マッキーから電話、「もしもしおはよう!」
「トッチャン、羽田に着いたらご飯食べようよ、だから朝食べてこないでね」
「分かった」
電話を切った後、私は朝食べたご飯の茶碗と皿を洗った。
バンコクスワナブーム空港
「マッキー暑いね」
「トッチャン、、ここは、バ・ン・コ・ク」
タクシーでホテルへ
「マッキー実は昔タイに来たことがあってね
もう20年以上前だよ、その時」
「へ~そうなんだ」
「ちょっと全然聞く気ないでしょ」
「そんな事ないよ、でどこ行く」
「え、どこ?」
これから、どこに飲みに行く?
「ほら。本貸したでしょ、やっぱりまずは、ナナプラザからでしょ」
マッキー君は本当にいい友達だよ
ホテルにタクシーが到着、チェックインを済ませ
30分後フロントに集合!
ナナに向かって進撃です!
途中お腹も空いたので、駅前の食堂発見
ビールと軽く食事をして、進撃開始!
ナナ到着
入口で、セキュリティチェック
やっぱりテロの影響なのかな?
ナナプラザの2階だったかな、入って右手の階段を上り左へ
レインボー4に到着、満を持して突入です。
「トッチャン、凄いね!」
「マッキー、噂通りだね!」
ビールを注文して、目の前にはオネーチャンたちが踊っています、
踊ってると言うよりは、愛嬌を振りまいている感じ。
マッキーがあの娘いいよね、とつぶやいてくる、
私、眼鏡を忘れて、はっきり見えません 涙
20~30分居たかな~
マッキーが「次の店行こう」
私、「ううん」
これから怒涛のはしご酒です
数件目で、私は酔いがまわり戦線離脱
マッキーと別れることに
一人でふらふらホテルに向かいます
途中お店に入りまたビールを
一人でビールを飲む
心地よい風が吹いて気持ちがいい
一人で飲むとピッチが早くなるのはなぜ
ふと,風のにおいがした!
遠いい昔に嗅いだ、匂い
ほん一瞬だった、もっともっとと大きく息を吸った。
同じ匂いはしない・・・
脳に針の先だけ刺激を与え、少し触れただけの記憶がよみがえった感じがした。
もう一本ビールを飲めば、また風が吹くかな?
いや無理だろ~、今日は飲みすぎた