I came back to Shanghai again
12月26日
北京と比べると上海の朝はとても暖かい。
それはそうだ、北京から上海は約1000㎞、
北は青森から南は山口県ぐらいの距離を列車で移動したんだから。
中国は広い、まだこの広さや移動した時間は序の口だった。
上海は三年前に、初めて海外に出て一番初めに着いた土地だ、勝手知った町並みは大きく変貌し、古き良き時代から、新時代に移行すること端境期ではなかっただろうか
小さな町並みから、大きなビル群へと、中国の歴史の速さ時代の流れを実感した。
フランス人と定宿の浦和飯店へ、一泊50元のドミトリーに荷物を降ろしと同室に、日本人が2人、
一人は学生、もう一人は社会人
学生は広島大学を休学して、旅をしているとか
社会人は正体不明だ。
同室の旅人達と挨拶を交わしていると、フランス人が煙草を吸うかと問いかけてきた。
学生は吸わない、社会人と私は吸うと答えると、バッグから缶々に煙草の葉が入った巻紙煙草を勧めてきた。
社会人が直ぐに反応して、
にやけた顔で巻紙煙草を吸いだした。
二回三回と吸い込み、煙草を私に回してきた。
学生が、私に止めとけばと促すが、
興味本位が勝り二回三回と煙草を吸うと、
別に何か感じる訳でもなく
煙草をフランス人に戻すと、
エモーションが何とかだとまくしたてるが
何も感じなかったので、こんなものかと少し残念がると
社会人が、合う合わないがあるからねと、
その場は何事もなく
学生が、あいつらは良くないから、
あまり付き合わない方がいいと諭してきた。
二人で上海の街をブラブラして、肉饅頭を頬張りながら次の目的地はどこに行く話しになり、私はどこでもと言うと学生は、桂林に行くと言うので、
じゃあ俺も行くと、即答でチケットを買いに行くことに。
CITSで上海から桂林まで、軟臥の席で343.5元、所要時間はなんと72時間
チケットを買った後、豫園見学へ。
豫園近くにモスバーガーがあり、そこで軽い昼食、
チーズバーガー7.5元だった。
久々に食べる洋食って感じ、こってり感がたまらなかった。
そうそう新聞に上海八百半(ヤオハン)が出来たと書いてあったので、
父が百貨店勤めだったので、息子としては、
父親に報告も兼ねて見学する事に。
ヤオハンに行くには黄浦江を船で渡りバスで、
82路3つ目で降りた所にあった。
たしか?1階から3階までの直通エスカレーターがあった様な
とにかく長いエスカレーターだった。
まだ開店したばっかりで、店舗は上階に行くほど空きが目立った。
帰りのバスは満員で、タダ乗りした5角得した^^
バスに乗ると服務員がピャオピャオと言って運賃を請求されるが
時に満員の場合、知らないふりをすると請求されない場合があった。
本当はいけない事だけど、若気の至り、もうしませんよ。
ホテルに戻り、明日は桂林に向かって長距離列車の旅です。